日本一早い新茶、種子島茶

楽しむ

もう5月も半ばだな…という頃、国分寺で駅ビルの食品街を歩いていると、お茶屋さんが目に入りつい立ち止まってしまいました。この時期だけ出店しているようで、新茶がたくさん並んでいました。

すると、お店の方が素早く煎茶を淹れてくださいました。静岡産だったと思います。やっぱり新茶は何か違う。うま味がたっぷり、渋味や苦味が少なめということもあり、まろやかで上品な味です。
このお茶はとっても美味しいけど…私は最初から気になっているお茶がありました。

鹿児島県産の”日本一早い新茶”、「種子島茶」。
お茶は暖かい地域から収穫が始まるので、沖縄や鹿児島が日本一早い、となるわけです。

このお茶をじっとみていると、またも素早く淹れてくださいました。さっき試飲したものよりちょっと爽やかな感じ。美味しい。

価格は、100g入りで2000円ちょっと。私にとっては、いつもは手の出ない高額なお茶です。
でも、以前から”日本一早い”に憧れがあったのと、パッケージが気に入ったのと、やはりこの時期だけの新茶だし、試飲もさせてもらったし…思い切って買いました!

開封した瞬間、いい香り。新鮮で爽やか、わずかに甘い感じがします。晴れわたる広大な茶園が目に浮かびました。製造は、鹿児島県鹿児島市の「岡村製茶」さんです。

形よく艶があり、綺麗によれた茶葉は、深い緑色をしています。
少し冷ましたお湯をゆっくり注ぐと、香りが広がりました。初めは、少し色が薄いのかなと思ったのですが…

いただき物のレモンジュレのブッセと共に

そんなことはありませんでした。温かみのある黄色い水色がとても綺麗でした。
まろやかで優しい甘味、じっくり味わうと、わずかに感じる苦味や渋味が心地よく、ほんのり甘いお菓子によく合いました。

タイトルとURLをコピーしました